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生理前ってなぜかわからないけどいつもと臭いが違う・・・。
なんとなく自分臭いなって思う時ありませんか?
いつもと臭いが違うというだけでもなんとなくテンションが落ちてしまったり、人と近くで話すことができなかったりと何かと日常生活に支障をきたしてしまうことがよくあると思います。
生理前というだけでもイライラしているのに、プラス臭いがしてしまってはよりストレスになってしまいますよね。
生理前の臭いを解消することができればより快適に毎日を過ごすことができると思いませんか?
そこで、ここでは生理前の臭いニオイの原因についてご紹介していきます。
少しでもあなたの毎日が快適に過ごせるように様々な情報をお伝えしていくので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
まずは生理前の臭いとおりものの関係性や原因についてご紹介していきます。
それでは早速みていきましょう!
生理前の臭いニオイはおりものが原因?
普段はそんなに臭いがしないのに、生理前になると急に臭いがしてしまうということはありませんか?
実は、生理前の臭いはおりものが原因だとも言われています。
女性の陰部周辺には雑菌が繁殖してしまいがち。
脇と同じで陰部にもアポクリン腺という感染があり、この感染からは脂質やたんぱく質などを含む汗が流れるようになっています。
汗や溜まってしまったアカはもともと存在している菌の影響を受けることで分解され、雑菌が繁殖してしまうと生理前の嫌な臭いを発生させてしまうのです。
おりもの自体が臭いというわけではなく、陰部が不衛生であることで臭いが発生してしまうことが多いのですよ。
下記でもご説明しますが、おりもとというものは菌が繁殖してくれるのを防いでくれたり、膣の中を洗浄してくれたりと清潔に保つために存在しています。
カラダから出てきたばかりのおりもの自体はそこまで臭いがするということはないのです。
しかし、時間が経過するにつれておりものの臭いがどんどん変わり、臭くなってしまうことはあります。
なので生理前に臭いがしてしまうというのは、出てしまったおりものが時間の経過と共に臭いがしてしまっている可能性は十分に考えられるのです。
生理前の臭いおりもの。試してほしいおすすめ対策6選!
おりものとは?
おりものってベタベタとしていて下着も汚れるし、臭いもする。
いいことがないじゃないか。なんのために存在をしているんだ?と疑問に思ってしまいますよね。
しかし、おりものは不快感がある存在ですが、女性のカラダには必要不可欠な存在。
おりもの変化で体調などを把握することができるのです。
おりものは子宮頸部、膣などの分泌物や、膣から剥がれた古い細胞が混ざって出来上がるものです。
通常の色は無色透明なのですが、生理前や体調によって白く濁っていたり粘り気がしてしまったり臭いがしてしまったりと様々な変化を起こします。
ここからはおりものの役割についてご紹介します。
おりものの存在は邪魔だと思っている人も、役割を把握することで適切なケアをしていくことができるでしょう。
膣の中を清潔に保ってくれる役割がある
上記でもお伝えしましたが、おりものは子宮や膣や汗腺などがら分泌された少しどろっとした液体で、膣の中を綺麗にしてくれる自洗浄作用がります。
おりものの中には善玉菌が含まれており、外部からの細菌を食い止めてくれたり、細菌の繁殖を防いでくれたりと私たちのカラダを正常に保つために様々なことを行ってくれてるのです。
受精を助けてくれる
自洗浄効果だけではなく、受精を助けてくれる役割もおりものは果たしてくれます。
おりものは特に排卵期に多く分泌されます。
膣内から子宮内に精子が移動するための手助けをしてくれるんですよ。
このようにおりものは厄介な存在だと思われてしまいがちなのですが、かなり重要な役割があるのです。
女性の周期について
女性のカラダには周期というものが存在しますよね。
この周期は女性のカラダには大切で、カラダや心の健康を保ちます。おりものは周期と併用して量や質が変化していくのです。
普段は臭いが全くしないのに生理前になると臭いがしてしまうという人は、周期が関係していると考えられます。
自分の周期を知っておくことで、様々な対策につながるので、興味があるという人は「女性の周期とは」を参考にしてくださいね。
生理前のおりものの臭いニオイについて
臭いニオイといっても様々なニオイがあるかと思います。
先ほどもお伝えしたように、おりもので健康状態などがわかるからしっかりと自分の体調を把握しておいたほうが良いでしょう。
では生理前のおりものはどのような臭いがしてしまうのでしょうか。生理前のおりものの臭いについてご紹介していきます。
酸っぱい臭いは健康な証拠
「おりものの臭いってどんなの?」そう聞かれると、おそらくみなさんバラバラな答えが返ってくるかと思います。
その人の体調や体質や時期によって生理の臭いは変わってきます。
しかし、1つ言えることは生理前に酸っぱいような臭いのおりものは異常なし!ということ。
先ほども少しお話しましたが、おりものには善玉菌が含まれており、少し酸味のある臭いがしてしまいます。
生理前に臭いが強くなってしまうのはこの酸味っぽい臭いが特徴的だからでしょう。
酸っぱい臭いがしてしまう原因は乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)と呼ばれる菌の影響。
この菌は乳酸を分泌するので、膣内の酸性度が高くなってしまいます。
このせいで臭いがしてしまいますが、このおかげで菌が繁殖をすることを食い止めてくれているのです。
時間と共に臭いが変わる
おりものが出たばかりの時は少し酸味の強い臭いがしてしまいます。
しかし、下着についてしまったり、デリケートゾーンについたものをそのままにしておくことで、酸味のある臭いではなく腐敗っぽい臭いがしてしまいます。
これは時間が経つにつれて、菌が繁殖してしまうからなのです。
菌の繁殖を抑えるためには、おりものシートなどを活用してこまめに変えることが大切です。
生臭いおりものは大丈夫?
おりものが体内から分泌されたばかりの時はそこまでニオイはしません。
しかし、時間が経ってしまったらニオイも変わります。
でも分泌されたばかりでいきなり生臭いニオイがしてしまっているという場合もあるんです。
年齢や体調などでおりものの量が増えてしまったり、日によってニオイが変わったりします。
だけど急にニオイがきつくなってしまったという人はちょっとだけ注意が必要です。
と疑うのは早いです。
女性のカラダの膣には自浄作用があるので、体調や生活習慣を整えることができれば生臭いニオイも解消されるでしょう。
とはいえ、なかなか改善されず、心配な場合は医師に相談することをおすすめします。
おりものが白い!!?色別に体調の変化がわかる
いつもは透明なや白っぽいのに急に他の色がついたおりものが分泌されたらびっくりしちゃいますよね💦
おりものには様々な色が存在します。
●白
●黄色
●茶色
●透明
●ピンク
色だけではなく、質感も様々あるのです。
下記ではよく見られるおりものの種類をご紹介しています。
もし、現在おりもので悩んでいるという人は当てはまるものがないか確認してみてくださいね。
白っぽいおりもの
白っぽいおりものは正常なおりもので1ヶ月に1回くらいのタイミングで分泌されます。
生理周期の真ん中くらいのタイミングで分泌される場合が多いものです。
白っぽいおりものでも、ポロポロとしているものはカンジタの可能性があります。
かゆみなどが出てきているのであれば、婦人科に相談するようにしましょう。
透明っぽいおりもの
透明のおりものは通常のおりものなので、異常はありません。
生理のサイクル(人によって)分泌されるタイミングは変わってきます。
一般的には生理が終わってからの分泌は少なく、排卵前の時期になると多く分泌されるのです。
ピンクのようなおりもの
下着にピンク色のおりものがついていたら少しびっくりしちゃいますよね。
しかし、このおりものは子宮内膜が剥がれて出てきているだけなので正常なものです。
生理前によく見られるおりものなのですが、妊娠初期のおりものとしても知られているのでしっかりと見極めるようにしましょう。
おりものが臭い原因について
おりものについてなんとなくわかってきたかと思います。
ニオイを抑えようとしても改善することができない。
それはもう私たちのカラダの作りなので仕方がないことなのかもしれません。
しかし、工夫次第ではおりものの臭いを軽減させることもできますよ!
そのためにはまず、おりものの臭いの原因について把握しておく必要がありますね!
先ほどからお伝えをしているように”菌の繁殖”以外でも、ニオイの原因はあります。
下記では原因についてご紹介していきます。
当てはまる原因があれば今後の改善につなげていってくださいね。
原因1:ストレス
ストレスなどでもおりものの臭いが変わってきます。
ストレスを溜めてしまうと女性ホルモンのバランスが乱れてしまう場合もありますよね。
この時におりものの臭いが強くなってしまうこともあるのです。
ホルモンのバランスが乱れてしまうことで、乳酸菌が普段よりも分泌されにくくなってしまい、通常なら行ってくれる洗浄が弱まってしまうことも。
そうなると清潔な状態を保つことができなくなってしまうので、菌が繁殖されやすくなり、臭いが強くなることもあります。
原因2:抗生物質など薬の影響
風邪やなんらかの症状が原因で病院から処方された抗生物質を飲んでいる期間ってありますよね。
実はこの抗生物質などの薬もおりものの臭いに影響を与えてしまうことがあるのです。
抗生物質といえば菌の増加を抑えてくれたりする効果を期待できます。
風邪などの症状にはかなり有効なのですが、同時に乳酸菌の働きを阻害してしまうこともあるのです。
先ほどもお伝えしたように乳酸菌の働きがないと洗浄が弱まってしまうので、おりものの臭いが強くなってしまいます。
しかし、抗生物質が原因でおりものの臭いがしてしまう場合は、飲むことをやめると元に戻るので心配は入りません。
原因3:洗いすぎ
おりものがデリケートゾーンについてしまうことで、不快感を感じ普段よりも念入りに洗ってしまうということがありますよね。
しかし、洗いすぎてしまうと逆におりものの分泌量を増やしてしまう可能性も高くなります。
おりものそのものがたくさん流れていってしまい洗浄の作用が弱まり臭いがしてしまうのです。
お風呂で洗う時は洗浄力の強いボディーソープなどを使用しないで優しく洗うようにしましょう。
原因4:病気の可能性?
生理前だけではなく、膣が炎症してしまったり性感染症に感染してしまうとおりものの臭いが強くなってしまことがあります。
臭いだけでは判別しにくいので色や粘り気などの症状もしっかりと確認する必要があるでしょう。
原因5:皮脂の量が増える
女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類が存在します。
生理前になるとプロゲステロンの方が優勢になり、皮脂の分泌量が増えてきます。
皮脂がたくさん出てしまうことで皮脂腺を塞いでしまい、おりものの臭いがきつくなってしまうのです。
年齢でもおりものは変わってくる
おりものはあなたの体調や周期、ストレスによって様々な影響を受けるのですが、年齢の影響も受けてしまいがちなんです。
生理が始まったばかりの頃はホルモンのバランスが安定していないのでおりものにも影響が出てきてしまいます。
20代は安定しているのですが、その後閉経を迎えるに向けても変化していき、どんどん分泌される量は少なくなるのです。
最後に
今回は生理前の臭いについてご紹介してきました。
正直おりものが原因で臭いがしているとは思わなかったという人も多かったのではないでしょうか?
おりものって今まではそんなに重要な存在だとは思わなかったのですが、実際はかなり重要な役割を果たしているということがわかりましたね!
デリケートゾーンを清潔にしたり、生活習慣を改善することで臭いを和らげることができるかと思います。
あなたも生理前の臭いに悩んでいるのであれば、今回のことをぜひ、参考にしてみてくださいね。
生理前の臭いの不快感を解消することで、毎日をもっと快適に過ごすことができますよ😃