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スキンケアをしているのに肌が乾燥してしまっていたりニキビができてしまったりと様々な問題を抱えている人は多いかと思います。
スキンケアは大切ですが、過剰な方法はかえって肌荒れを悪化させてしまう原因にもなるのです。
肌荒れをする人としない人っていますよね。
肌荒れをしない人ってすごく羨ましいと思いませんか?
肌荒れをしないだけですごく若く見えたり健康的に見えたり女性らしさがアップしますよね。
肌が荒れてしまう人、荒れない人の違いはスキンケアもあるのですが、生まれつきの肌の丈夫さも関係しているのです。
生まれつきならしょうがない・・・。
そう思ってしまいますが、スキンケアの仕方次第では肌が丈夫でない人も美しい素肌を保つことができますよ。
ここではスキンケアを行う際の様々なポイントやそもそもスキンケアとは何かということについてご紹介をしていきます。
毎日行っているあなたのスキンケア、実は間違っているのかもしれません😥
肌が思うように言うことをきいてくれない、もっと正しいスキンケア方法が知りたいと言う人はぜひ、今回ご紹介するスキンケアのポイントを参考にしてみてくださいね!
スキンケアの見方を変えれば、あなたの肌も良い方向へと変わっていくでしょう。
まずは肌の仕組みを知ることが大切
スキンケアのポイントを抑える前に、肌の仕組みを把握しておく必要があります。
人間の肌って外から見たら1枚に見えますよね。
しかし、肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層から成り立っているのです。
一番上の層が表皮。表皮は4層構造で作られています。
肌のキメが整っているのは角質層の状態が良好という証拠なのです。
正しいスキンケアや食事や睡眠などを行うことで肌のキメを整えることができます。
よくターンオーバーという言葉を耳にするかと思います。
このターンオーバーとは肌のキメを整える際の最大のポイントとなるのです。
ターンオーバーとは簡単にご説明をすると肌の表皮が新しい細胞に入れ替わるためのサイクルのことを言います。
皮膚は肌の奥で生まれた細胞が表皮に押し上げられて最後は垢になって自然に剥がれていきます。
しかし、年齢を重ねることで肌のターンオーバーの周期は長くなってしまい、肌荒れなどを引き起こしてしまうのです。
ターンオーバーの周期は年齢によって変わってくるのですが、周期が長くなるとなぜ肌荒れを引き起こしてしまうのかというと、古い角質が表面に溜まってしまいそれが原因で毛穴が詰まったりとトラブルが発生してしまのです。
*肌の生まれ変わりの周期(年代ごと)*
10代 | 約20日 |
---|---|
20代 | 約28日 |
30代 | 約40日 |
40代 | 約55日 |
50代 | 約75日 |
60代 | 約100日 |
上記のように年齢でこんなにも期間が変わってくるのです。
20代と30代でもすごく期間が長くなってしまいますね😥
30代になるとピーリングなどを行い古い角質を取り除くケアを行うことをおすすめします。
①角質ケアの美容液でピーリング
フルーツ酸やグリコール酸など、角質を取り除いてくれる成分が含まれた美容液をお手入れにプラスする。
②タバコをやめる
タバコは肌によくありません。
血液の循環を悪くしてしまい、ターンオーバーを遅くしてしまいます。
美肌に必要なビタミンCも壊してしまうので、肌トラブルの原因にもなるんですよ。
あなたの肌はどれ?肌タイプチェック!
正しいスキンケアを行う前にあなたの肌質がどのようなものかを把握しておく必要があります。
肌質には「乾燥肌」「隠れ乾燥肌」「混合肌」「脂性肌」「普通肌」と、主に5つに分けられます。
あなたの肌を正しく把握することが美肌への第一歩!
▪️乾燥肌
- 朝起きると顔全体がカサついている
- 洗顔をした後に何もつけていなかったらつっぱる
- 小じわなどが目立ちやすい
- 肌のキメが細かい
- ニキビになりにくい
▪️隠れ乾燥肌
- 洗顔をした直後はカサつく
- 洗顔をしてしばらくするとベタベタとする
- 毛穴が開きやすい
- 肌にハリがなくて細かいシワが多い
- ニキビができやすい
▪️混合肌
- 洗顔をした後に顔全体がつっぱる
- Tゾーンはベタベタとするけど、目や口の周り、頬はカサカサ
- 胸や背中にニキビができやすい
▪️脂性肌
- 朝起きると肌がベタベタしている
- 洗顔をした後に肌に皮脂が浮いてくる
- 毛穴が開きやすい
- 化粧が崩れやすい
▪️普通肌
- 朝起きてもベタベタしないしカサカサしない
- 肌はみずみずしくてしっとりとしている
- 肌トラブルが起こりにくい
いかがですか?
チェック項目が多いものがあなたの肌質になります。
下記では肌タイプに合わせたケア方法を簡単にご説明していますので、参考にしてみてくださいね。
肌タイプ別のケア方法
▪️乾燥肌
乾燥してしまった肌に必要なものは水分と油分です。
洗顔で皮脂を落としすぎてしまうと乾燥が悪化してしまうので、セラミドなどの保湿成分が含まれた美容液を使ってお肌に潤いを届けましょう。
▪️隠れ乾燥肌
皮脂が多くてテカテカとしているのに、肌野「内部はカサカサとしている人は隠れ乾燥肌タイプ。
肌の水分量を増やすためにしっかりと保湿を行ってください。
▪️混合肌
普通肌の部分や皮脂肌・乾燥肌の部分が一緒になっているタイプです。
部分によってお手入れを変えるのがベストな方法ですが、何を使ったらいいかわからないという人は乾燥肌タイプのケアを行うようにしましょう。
▪️脂性肌
洗顔で皮脂をしっかりと落とすのが大切。
しかし、何度も行ってしまったり洗浄力の強い洗顔料を使用すると必要な皮脂までも落としてしまうことになるので注意が必要です。
日中はあぶらとり紙やティッシュで皮脂を拭き取りましょう。
ストレスや睡眠不足でも皮脂が増えてしまうので規則正しい生活を心がけましょう。
▪️普通肌
皮脂量や水分量のバランスが整っている肌です。
これまでのお手入れでOK。
しかし、乾燥してきたと感じたら、保湿美容液をプラスしても良いかもしれません!
スキンケアの種類や役割について
スキンケアを行う際の基礎化粧品ってかなり多くの種類が存在しますよね。
しかし、私たちが普段行うスキンケアは先ほどご紹介した「クレンジング」「洗顔」「化粧水」「美容液」「乳液」「クリーム」の6種類だと思います。
まずはそれぞれの種類の役割を把握しておきましょう!
それぞれの役割を知ることでこれからのスキンケアは何となく普段と違う意識で行うことができると思いますよ!
まずは何となくからでOKです😃あなたのスキンケアを変えていきましょう!
①クレンジングの役割
クレンジングはメイクなどの油性の汚れを落とすことを役割とします。
メイクを行った日はクレンジングを行ってメイクを落とさないと、メイクの汚れが酸化して毛穴を塞いでしまい、肌トラブルの原因になってしまうのです。
健康的な細胞を作るための機能も低下してしまうので注意しましょう。
②洗顔の役割
肌の汚れは汗や皮脂、垢などカラダから出てしまうものもあれば、ホコリなどの外の汚れもあります。
汚れを落とすためには洗顔が必要不可欠。
しかし、洗いすぎてしまうと、先ほどもお伝えしたように肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうので洗いすぎには注意しましょう。
③化粧水の役割
化粧水のは肌に潤いを与えるものと思っている人もいますね。
しかし、化粧水のほとんどは水分でできているのですぐに蒸発してしまうのです。
保湿を行うのは化粧水ではなく美容液や保湿液など。
化粧水は洗顔で不安定になってしまった肌を整えて次の基礎化粧品が肌に浸透しやすいようにするためのものなのです。
④美容液の役割
美容液は保湿成分・美白成分などの美容成分がぎゅっと濃縮されているものを言います。
洗顔や化粧水で肌を整えたあとに使用するものなのですが、肌にダイレクトに働きかけてくれるものなので、目的に合わせて選ぶと肌トラブルの解消にも繋げてくれるのです。
⑤乳液・クリームの役割
乳液やクリームは肌に足りない油分を補給して、肌をなめらかにしていきます。
化粧水で補った水分が蒸発するのを抑えてくれる役割も果たしてくれるのです。
日焼け止めや保湿などの成分が配合されたものも存在するので、朝用や夜用など上手に使い分けるようにしましょう。
朝と夜とで違う!!スキンケアの手順
美しく健康的な肌になりたいからといって、化粧品を細かく使い分ける必要はありません。
それよりも大切なことは、皮膚を清潔に保ったり、保湿をしたり、紫外線対策を行うことなのです。
毎日使用するクレンジング料や洗顔料、化粧水や美容液、乳液、クリームで十分なんですよ。
あなたの肌の状態にあったものを選ぶことが大切です。
よくブランドものの化粧品で一式揃えている人がいますよね。
確かに、そのブランドがテーマとしてるケアを行うことができるのですが、必ずしも同じブランドで全てを統一しないといけないというわけではないです。
クレンジング料や洗顔料はリーズナブルなものを選んで、美肌効果を求める美容液は成分にこだわったものなど、あなたの肌に必要だと思うものを、あなたなりに組み合わせてみてください!
▪️朝のスキンケアの手順
①洗顔
酸化した皮脂や、汗やホコリを洗い流します。
②化粧水
肌を潤して、このあとのスキンケアの吸収率をアップさせます。
③美容液
保湿美容液など、肌の調子を整えるタイプを使用します。
④乳液・クリーム
栄養と油分を肌に与え、化粧崩れなどを防ぎます。
⑤紫外線ケア
日焼け止めを塗って、肌にダメージを与える紫外線を防ぎます。
▪️夜のスキンケアの手順
①クレンジング
メイクや皮脂などの油性の汚れを落とします。
②洗顔
クレンジングで落とすことのできなかった、メイクや汗などの汚れを落としていきます。
③化粧水
肌を潤わせて、この後のスキンケアの浸透力をアップさせます。
④美容液
保湿や美白やシワなど、肌の状態に合わせて使用しましょう。
寝ている間に効果的に作用してくれます。
⑤乳液・クリーム
寝ている間に栄養と油分を肌に与えます。
このように朝と夜はそれぞれスキンケアや目的が変わってくるのです。
基礎化粧品を選ぶポイントについて
上記ではスキンケアの基礎についてご紹介しました。
知っていることも多かったかと思いますが、改めて確認を行うことでなんとなくもっと丁寧なスキンケアを行おうって思いますよね!
ここからは基礎化粧品を選ぶ際のポイントについてご紹介していきます。
ポイントは全部で2点です。
選ぶポイント1:自分の肌の状態を知ること
何度もお伝えしているように、スキンケアを行う際はあなたの肌のタイプや状態を知っておくことが大切になります。
先ほど肌タイプチェックを行ったのでもう肌タイプはわかったかと思います。
しかし、肌質というのは年齢を重ねることでもどんどん変わってきてしまうものなのです。
ずっと同じ肌質ということは考えられません。
定期的に自分でチェックを行って肌タイプを把握しておきましょう。
選ぶポイント2:続けて使うことができるような価格のものを選ぶ
確かに良いと言われている、いわゆる価格の高い基礎化粧品は一度は使ってみたいと憧れてしまいますよね。
1度使って本当に肌が見違えるほど変化した!!!
そうなるとまた使いたくなってしまいます。
しかし、価格が高すぎて正直続けられないものってありますよね。
いくら肌に良くても続けることができなかったらあんまり意味がありません。
基礎化粧品を選ぶ時はあなたの肌に合ったもの+続けられるものを選ぶ。
このことをしっかりと頭に入れて選ぶようにしましょう。
スキンケアの効果をアップするためのポイントや正しい方法
ここからはスキンケアを正しく行う方法をご紹介していきます😃
スキンケアを正しく行うことであなたの肌ももちもちとした綺麗な肌になることができますよ!
クレンジングの正しい知識と使い方
クレンジング料の多くは油分と界面活性剤で作られています。
メイクを洗い流す時に水と皮脂やメイクの油分をなじませる働きをするのが界面活性剤です。
しかし、界面活性剤は使い続けてしまうと肌を守るバリアを壊してしまう恐れがあるので、できるだけ石油系の成分を起原とした界面活性剤が入っていないものを選びましょう。
●クリーム・乳液・ジェルタイプ
①乾いた手にクレンジング料をとってTゾーンになじませます。
②頬や顎に乗せてUゾーンになじませて、皮膚の薄い目元や口元になじませます。
③ぬるま湯でさっと洗い流します。
●オイルタイプ
①乾いた手に適量のクレンジング料をとります。
②手に水か、ぬるま湯を含ませて顔の上で優しくオイルとなじませ、乳化させます。
③ぬるま湯でさっと洗いながします。
洗顔の正しい知識と使い方
たっぷりの泡で顔を洗うと毛穴の汚れまでとることができると思っている人もいます。
しかし、細かい泡でも毛穴の中には入ることはできません。
泡で洗うのは肌を傷つけないためなのです。なので、洗う時に指先が顔に直接当たらない程度に泡を立てれば大丈夫です。
①ぬるま湯で顔をさっとすすいで、手のひらに洗顔料を取り泡立てます。
②泡が手のひらいっぱいになったら皮脂の多いTゾーンから洗うようにしましょう。
③たっぷりのぬるま湯で丁寧にすすぎ、額や顎のしたなど泡残りがないようにしましょう。
④清潔なタオルでゴシゴシと服のではなく、抑えながら水分を吸収させます。
化粧水の正しい知識と使い方
化粧水はしっとりタイプやさっぱりタイプなどがあり、あなたのこのみのテクスチャーを選んで問題ありません。
しかし、美容ケアをしっかりと行いたいのであれば水溶性の美容成分が配合されているものを選ぶことをおすすめします。
①手のひらに適量の化粧水を広げて顔を包み込み、さっと顔全体になじませます。
②乾燥しやすい目の周りやフェイスラインは手のひらで軽く押さえてなじませましょう。
美容液の正しい知識と使い方
洗顔をした後に肌につけることで次に使用する化粧品の効果を高めてくれる美容液。
肌表面を柔らかくして、化粧水や美容液の浸透力をよくしてくれます。
いつものケアにプラスをすることで、化粧水や美容液の効果が高まるのでおすすめですよ。
①適量の美容液を手のひらにとって両手のひらを合わせて伸ばします。
②頬や額や顎などの広い部分から順に内側から外側に向かって肌を包みこませるようになじませましょう。
③目元や鼻の周りや口元などの細かい部分もしっかりと浸透させます。
④きになる部分は美容液を重ね塗りしましょう。
乳液・クリームの正しい知識と使い方
乳液とクリームの違いは油分と水分の配合の違い。
クリームの方が油分が多いので40代からはクリームの方がおすすめです。
①額、鼻、両頬、顎の5点に少量ずつクリームを置き、顔全体に薄くなじませます。
②手のひらを重ねるようにし、乳液を顔全体に広げ、肌を抑えていきましょう。
紫外線ケアの正しい知識と使い方
肌の廊下の原因は紫外線がほとんどだと言われています。
紫外線を受けてしまうとダメージから肌を守るためにメラニンが生成されます。
しかし、ターンオーバーの乱れがなければ、シミなどを作らないのですが、乱れてしまっている場合、肌に蓄積されてシミやくすみができてしまうのです。
紫外線ケアを念入りにして肌をしっかりと守るようにしましょう。
①手のひらに適量をとって5点置きし、内側から外側に向かってムラなく伸ばしていきます。
②顎のしたや首や首の後ろやデコルテ、耳などの日焼けをしやすい場所は念入りに。
スキンケアの正しい情報を取り入れて効果的に肌ケアを!
今回はスキンケアのポイントや正しいスキンケア方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
正直自分のスキンケアは正しいと思っていたけど、実際は違ったという人もいたのではないでしょうか😥
最初にもお話をしましたが、肌が荒れてしまう人と荒れない人の違いはスキンケア方法と、生まれつき丈夫な肌かどうかなのです。
スキンケアをしっかりと丁寧に行うことで肌が荒れてしまいがちだったあなたも綺麗で健康的な素肌を作ることができるんですよ。
今回ご紹介をしたスキンケアのポイントをしっかりと把握して今日からまた正しいスキンケアを行ってくださいね。