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女性ホルモンとは卵巣から分泌され、血液の流れによってカラダ中に巡るもの。
主に2種類に分かれていて、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)と呼ばれている。
2種類のホルモンは生理周期によって分泌量が変化し、排卵から月経まではプロゲステロン、月経から排卵まではエストロゲンが優勢になる。
“美のホルモン”と呼ばれているエストロゲンが分泌されると皮脂の分泌を抑えたり、新陳代謝をアップさせて髪のツヤ・健康的な肌、豊かなバストを作り、若々しさを感じさせるカラダへと変化させる。
エストロゲンは20代後半をピークに減少していき、胸のしぼみやこわばり、抜け毛や薄毛、白髪や髪のボリュームをなくしてしまうなどにも繋がる。
プロゲステロンが分泌されると子宮内膜を厚くし、脂肪を増やして妊娠へ向けた体へと変化させる。水分を溜めこみやすくなってしまうことから、人によっては便秘しやすくなる。
そのため、生理前に便秘気味になってしまう場合はこのホルモンが関係している場合も。
また、女性ホルモンはニキビにも大きく関係している。
思春期ニキビは皮脂の過剰分泌を繰り返すことでできるが、大人ニキビは生活習慣や食生活の乱れによって女性ホルモンが乱れてできる。
生理前後での不調を改善するために、女性ホルモンと似た作用をもつ食べ物などを摂取することは有効だと言われている。
しかし、女性ホルモンを分泌しすぎても問題が発生することから、バランスよく女性ホルモンを整えることが重要。
食事以外にも睡眠や運動、冷え改善、禁煙、過度なダイエットをしない、ストレスの緩和などを行うことによって女性ホルモンを整え、体毛などを濃くさせる男性ホルモンの分泌を抑えることに繋がる。