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ふとした時に自分の口臭をにおってみると「臭い!」と思ったことはありませんか?
もしかすると、現在そのような状況なのかもしれませんね。
そんな口臭にも、種類があることを知っていますか?
この口臭の種類を把握していないと、口臭を改善することは難しくなってきます。
なぜなら「とりあえず口内を清潔に保てばいい」という考えになってしまいがちですからね。
こちらの記事では、5種類に分かれる口臭の種類についてご紹介していきます。
おおまかな口臭の種類を知って、自分が気になっている口臭はなぜにおうのかについて考えてみてくださいね!
口臭は5種類に分けられる!!
口臭には5つの種類があります。
- 生理的口臭
- 食べ物などによる口臭
- 病的口臭
- ストレスからくる口臭
- 心理的口臭
病的なものや心理的なものは改善することが難しそうに思えますよね。
しかし、どの種類の口臭も解消することができるものです。
そのためには、まずはあなたの口臭のタイプをしっかりと把握しておきましょう。
口臭の種類ごとに詳細をご紹介しているので、是非参考にしてみてくださいね!
口臭の種類:生理的口臭
生理的口臭は誰にでも起こる口臭です。
主な原因は口の中の唾液が足りなくなってしまい乾燥し、口の中が酸性化。
そのせいで口の中の細菌が増殖してしまうことが考えられます。
生理的口臭の例を出すと、
・朝起きた時
・空腹の時
・緊張している時
・思春期
・加齢
・更年期
・生理中
・妊娠期
などが考えられます。
この口臭は、基本的には気にするようなものではありません。
しかし、どうしても気になるのであれば、口内の水分量を保てるように水分補給やうがいなどを行うことをおすすめします!
口臭の種類:食べ物などによる外的口臭
ニオイのきつい食べ物ってすごく美味しいんですよね!
しかし、仕事の休憩中などにうっかり食べてしまうことで口臭の原因になってしまうのです。
理由としては、消化している時に呼吸として排出されることや、口の中に食べかすが残ることなどが考えられます。
食べ物や飲み物が原因の口臭は一時したらしなくなるのですが、全てのニオイをなくすには結構な時間がかかってしまうのです。
なので仕事中やこれから誰かとおしゃべりをするという時に食べたり飲んだりしてしまうと口臭をさせてしまうので注意が必要です。
外的口臭の例を出すと・・・
・ニンニクやネギなどニオイのきつい食べ物
・アルコール
・コーヒー
・タバコ
などがあります。
外的口臭は生活習慣や食生活を見直すことでしっかりと解消することができるので、もし気になっている人がいるのであれば、毎日の生活を変えてみてはいかがでしょうか?
口臭の種類:病的口臭
病的口臭は名前の通りの症状で、病気が原因で口臭が発生してしまうことをいうのです。
病的口臭の中でも、「歯科領域」「耳鼻科領域」「全身疾患」のものがあります。
場所によって、それぞれ細かい原因は違ってきますよね。
下記では「どんな病気が口臭と関係があるのか」、それぞれの病的口臭についてご紹介していきます。
病的口臭の原因:歯科領域
歯科領域の場合、
・虫歯
・歯周炎
・歯肉炎
・口腔粘膜炎症
・口内炎
・舌苔
・悪性腫瘍
などが考えられます。
これらの症状は歯医者でもケアをしてくれるものなので、もし少しでも気になったら検診をしてみてください。
虫歯や歯周病、歯肉炎など口臭の原因になってしまうものはたくさんありますよね。
虫歯を治療しているのに口臭が気になるという人は歯肉炎や歯周病の可能性も。
歯肉炎は初期の段階であれば、歯茎の見た目が全く変わりません。
しかし、悪化するとひどい臭いを放ってしまいます。
口臭がひどいと思うのであれば、まずは歯医者に行ってみることをおすすめします。
病的口臭の原因:耳鼻科領域
ただ口の中が臭いのではなく、喉や鼻ににかけて不快なニオイを感じている人は耳鼻科領域の口臭かもしれません。
耳鼻科領域の場合、
・副鼻腔炎
・咽頭
・喉頭の炎症
・蓄膿症
・悪性腫瘍
などが原因で口臭が引き起こされてしまう場合があるのです。
これらの症状も放置しておくと、悪化してしまうので必ず医療機関を活用するようにしてくださいね!
病的口臭の原因:全身疾患
全身疾患からくる口臭の場合はまた話が変わってきます。
全身疾患の場合、
・糖尿病
・肝疾患
・腎疾患
などが考えられます。
おそらくこれらの疾患を持っている人は、すでに病院で治療を受けていることでしょう。
そして、これらの疾患も口臭の原因になってしまいます。
もしも口臭が出てきたという人はかかりつけの医師に相談することをおすすめします!
口臭の種類:ストレスからくる口臭
ストレスを溜めることも、口臭の原因となります。
そもそも、唾液が分泌される唾液腺は、自律神経が支配していることを知っていますか?
そんな自律神経はちょっとしたことで崩れてしまいがち。
ストレスが溜まってしまうことで副交感神経ではなく交感神経が優勢になってしまうので、唾液の分泌が少なくなってしまいます。
唾液が分泌されなくなってしまうと口の中が乾いてしまうので口臭がしてしまうのです。
ストレスを感じやすかったり、溜め込みやすかったり、何事にも真面目な人は精神的に疲弊してしまいがち。
たまには気持ちを楽にして、物事を捉えるようにしてみるといいかもしれませんよ。
口臭の種類:心理的口臭
心理的口臭は上記でご紹介をしてきた口臭とはまた違ってきます。
自分自身で口臭がすごくしていると思い込んでしまう人もいますよね。
とにかく口臭がずっと気になっている症状を「自臭症」と呼びます。
自臭症は、存在をしていないニオイを感じてしまったり周りの人から臭いと言われているのではないかと常に心配をしてしまう病気です。
自臭症によってノイローゼになる人もいるんだとか・・・。
でも中には思い込みだけで、口臭なんてしていない人もいるんですよ。
心理的口臭症は、「神経症性障害」「精神病性障害」に分類されます。
神経症性障害の場合は自分からニオイがしているのではないかと、恐怖や不安が強くなってしまう症状です。
精神病性障害の場合は自分のニオイが原因で妄想などをしてしまう症状です。
自分では気がつくことができません。
もしこのような症状を感じている人は、一度病院で検査を行って、確かめてみることをおすすめします!
口臭の種類を知って、自分の口臭の原因を突き止めよう
口臭は大まかにわけると、5種類に分かれることがわかりましたね。
あなたの気になっていた口臭はどの種類に当てはまっていたでしょうか??
種類ごとに対策方法は変わってきます。
口内を清潔にすれば改善するものもありますし、体調を整えることで改善するものもあります。
つまり、いくら歯を磨いても口臭が改善しないことももちろんあります。
なので、「なぜ口臭が気になるのか」をしっかりと見直す必要があることがわかりますね!
是非、他人に不快感を与えない吐息を手に入れてくださいね!